この場を借りて、紹介しておこう
1957年、作家ケルアックがバロウズと落ち合うためモロッコのタンジールに行ったとき、カスバから友人に宛ててこんな手紙を書いていた
バロウズは気が変になっている...
写真は
ケルアックの手書きの手紙である
◇バロウズは正気でなくなっている
1957年の早い時期、ジャック・ケルアックとアレン・ギンズバーグはウィリアム・S・バロウズと合流するためタンジールに行った。二人の使命は、読みやすい『裸のランチ』の原稿になるようにバロウズの沢山の未完原稿を集めて編集することだ。
ケルアックは早めに到着すると、"親友の狂人"バロウズとの交流の中休みの間、プロジェクトの進展について最新情報を提供するためにルシアン・カーとその妻フランチェスカに手紙を書いた。
その手書きの手紙、本質的に全盛期のバロウズの行動の魅惑的な報告は、以下に見ることができる。
ほかの書簡や原稿の記録、写真を含め、関連資料としてコロンビア大学のオンライン公開" Naked Lunch" : The First Fifty Years(裸のランチ:偉大なる50年)を訪問することを私は大いに勧める。
親愛なるルシアン&Cessa ーーミステリアスなカスバからろうそくの明りのそばで君らに手紙を書くーーカスバにはビーチ&ベイ&海を見下ろす&ジブラルタル海峡を見ることができるすばらしい部屋があるーー日光浴するためのパティオ、ルームメイド、月額20ドルーー気分は最高だがバロウズは狂気じみてきている、例えばーー大使館の一部でちんちんを振る&外見のようにどれほど内部が美しいか見るためアラブ人少年を殺戮するだなんて口にするのも嫌な実にひどい行為を突発的にしに行くと言い続けるーー当然のことながら私はこのすばらしい親友の狂人に対し寂しい気分だが、やはり彼の会話の大部分でもぐもぐ口ごもるだのどっと出るにつれ、これまでよりますます彼に対し心細い、ある種みごとな無限の新しい英国貴族の模倣で、全くすばらしい言葉の大群で、それが彼から滔々と述べられ続ける&実際、彼の新書は世界中(ジュネ、セリーヌ、ミラー等)で最高の一品&我々がWORD HOARD(言葉の貯蔵物)と呼んでもよさそうなものだ... 唯一無比の預言者を待ち受けている世界に、彼、バロウズ(もはや"リー"でない)は彼の言葉の蓄積または大群を繰り出す、バロウズーー彼のメッセージはまさにスカトロジカル・ホモセクシャルの超狂暴なマッドネス、ーー彼の原稿はまさに世の中のすべての少年の便所に彼が置き去りにしてきたWORD HOARD(言葉の蓄積)という著述された独創的なおびただしい数のページから残されたものーーなどなど、ーーエレガントなフレンチレストランに彼と一緒に腰掛ける&彼はハイド氏のように彼の骨子を吐き出すように言うとヨーロッパ大陸人の常連どもに聞こえるように卑猥な言葉をわめき続けるーー(ローマで彼がやったように、ビッグなpalazzioパーティで放屁と大声で叫ぶ)ーーアレンがここに来るときうれしく思う。ーー差し当りオレはカスバを探検する、この間オレはアヘンでもハシーシでも酒なら何でもまたはオレが必要とするドラッグに夢中なカスバを探索する&アラブ人を探究する。ーースロベニアはとても楽しい船だった、毎日あのユーゴスラビア人女スパイと一緒に長く白いテーブルクロスで堪能した。ーー私たちは二日恐ろしい大あらしに当たった、これまでにこれにまさるものはない、ーーあの大きい鋼鉄の船がシーシー言う巨大な海面に負けた、すさまじい。ーー私はタンジール行きの2枚のチケットを抱えて寝った、お笑いぐさ。ーー君が読むべきなキルケゴールのFear and Tremblingも読み出す。--ちょうど今スペインのベンゾジアゼピンのようなSympatinas3錠でハイになる、マイルドだ。ーー精神安定剤をどっさり。当地の女の子の状況は男の子の状況より悪い、どこもかしこも男の街娼と彼らの補充物のクイーンしかない。口ひげのある現実の密輸帆船冒険家に出会った。その他。もっと多くをすぐに。Miss you&元気でな。ジャック。
http://www.lettersofnote.com/2010/03/burroughs-has-gone-insane.html













