2012年7月18日水曜日

Burroughs



1986年9月5日、movieより

ジャック・ケルアックはウィリアム・バロウズを「ブル」と呼び先生と慕っていた。
バロウズのニューヨークのオフィスは元YMCAの更衣室で幽霊が出る。バロウズはそいつにロビンという名を付けた。まるでケルアックの作品「Dr.Sax」だ。そのオフィスには「Bunker」と呼ぶ秘書がいつもいる。まるでバロウズの屍衣だ。
「わたしはドクターか、エスピオナージ(スパイ行為)をしたかった。エスピオナージをしていたら、今頃はCIA長官になっていた。」
バロウズは「コブラ」という武器を持つ。ゲイ国家建設をめざして、少数派だから財産を守るためには殺人も犯すゆえ、常に訓練をしている。 




以下は当時の新聞の切り抜き、「還暦迎えたギンズバーグ」より引用


◇「吠える」から30年、ギンズバーグが還暦を迎えたーー諏訪 優

「吠える」やギンズバーグの言動が、いわゆる60年代のカウンターカルチャーの引き金になり、ビートジェネレーションの呼び名とともに、世界中の若者たちに引き継がれたのだったがーー。
 世紀末の今、世界と人間の意識は変わっただろうか。
徐々にだが変わった、いや、今なお変わりつつあるとわたしは思っている。...たとえば「吠える」の出た1956年以降に生まれた現在二十代の若者たちに、みずみずしい緑の芽を感じる。
 彼らはどこかで「吠える」やジャック・ケルアックの「路上」などに触れ。そこで触発されたと語る場合が多い。
 ボブ・ディランは、「ギンズバーグは悲壮であり、かつ活動的である。反体制詩人としての影響力はホイットマン以来の詩人だ」と言い、オノ・ヨーコは、「アレンは、たとえてみれば空の無数の星の中にあって不動の位置を占める星のひとつだ」と、それぞれ賛辞を送っている(還暦を記念して出版された文集「Best Minds」)。
 ケルアック未亡人ステラの、みじかい言葉が優しく印象的だった。
「これから何年も何年も、たくさん書いて、元気で、しあわせに生きてね!」

△同じページに貼り付けられた新聞の切り抜きは、「プルトニウムとトリチウムを生産しているアメリカの核兵器用原子力工場の中でマリファナ、コカイン、LSDなどが公然と売買され、使用されていたことがわかった」との労働省の報告書に関する報道だ。

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